「なぜ勉強するのか…」が一番わかりやすい、生活に密着した算数。
スタート地点に立った矢先…
久しぶりに娘と大喧嘩をしました。
理由は、色々。
きっかけは、勉強のこと。
機嫌が良い時と悪い時の差が激しい。私もだけど…
小学5年女子。
中学受検(験)と重なるとは聞いてたけど。気が重い。
娘はただいま、 反抗期真っただ中。
◆◆ 考えて、書く。◆◆
”割合”の問題に混乱する
学研教室に通っていた時に、先生から教えていただいたこと。
『女の子は男の子に比べて、割合の概念に弱い』
先々週からの理系内容は、割合
御多分に洩れず、娘も感覚がつかめないようでした。
娘:「スーパーの何割引きとかなら、すぐ計算できるんだけど…」
それができるなら簡単じゃないかと思うのですが、問題を文章で書かれると、混乱してしまうようなのです。
例えば、
例題:
□gをもとにするとき、400gの割合は1.6です。□を求めなさい。
(塾問題集より引用)
なら、難なく解けるのですが、
ひろし君のお父さんの体重は57㎏で、お父さんの体重はひろし君の体重をもとにすると1.2にあたります。また、ひろし君のお母さんの体重は、ひろし君の体重をもとにすると1.4にあたります。お母さんの体重は何㎏ですか。(塾問題集より引用)
文章が長くなって、登場人物が増えたとたん悩んでしまいます。
学校ではこのような問題は解かないようなので、慣れるしかないのです。
図を描いて、問題の中の数字が何を意味するのか説明したら、すぐに理解できました。
順番に解いていけば、それほど複雑ではないはずなのですが…
割合に限ったことではありませんが、一気に答えを求めようとするのが、娘の悪い癖です。
生活の中の”算数”
スーパーのタイムセールもそうですが、割合は生活に密着している算数です。
算数をより身近に感じられるいいチャンス。
母:「この本、読みなおしてごらん」
本棚から娘に手渡した本はこちら。
感覚的に身に着ける
500mlのノンアルコールビールの缶に、150ml増量中と書いてありました。
母:「そうそう、これね。通常350mlの値段で500mlって。お買い得だったのよ」
すかさず、
息子:「妹、150mlは350mlの何パーセントだ?」
娘:「パーセント、まだ習ってない」
息子:「じゃぁ、150mlは350mlの何倍だ?」
娘:「(計算中…)」
息子:「43%くらいかな」
こらこら、兄が先に答え出してどうするの。
しかも、百分率はまだ習ってないって言ってるのに^^;
割合が混乱する要因の一つは、何倍という表し方以外に、百分率と歩合の表現があることです。
母:「百分率は資料の問題でも沢山出てくるから見た事あるでしょ。野菜の生産量とかでグラフの中に数字が書いてあるの」
そうです。割合は適性検査の問題でも、とても大事な分野です。
ここでつまずいたら、後が大変です。
娘は、貯金と料理が好きなので、お金の計算と調味料の分量計算は、びっくりするほど早いです^^;
娘の得意分野に関連させて、割合という数字が何を意味するのか、感覚的に身に着けさせたいと思います。
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