【中学受検】5年生からで十分です!

~ 普通のサラリーマン家庭 2度目の短期決戦 ~

『【中学受検】5年生からで十分です!』 母集団2人の結論。

妹は、合格発表の数日前から、中学の数学と英語の勉強を始めました。

 

母:「どちらの結果になったとしても、これがゴールじゃないからね」

 

妹:「でも、塾にはしばらく行きたくない」

 

と。

 

 

ここからがまた、スタート

父:「2年間頑張ってきたんだから、しばらく塾は行かなくて良いんじゃない?勉強の仕方はもう充分身についてるし、兄も教えてくれるだろうし」

 

と言う事で、妹は自学しております。

 

1日おきに兄が家庭教師をしてくれて、これがまた、

 

母:「あなた、塾講師のアルバイトできるよ…」

 

レベルの指導力

説明はわかりやすいし、妹の質問にもガシガシ適切に答えてくれるし。

 

妹が3歳。

兄が6歳。

 

の頃を思い出します。

 

妹がようやく一緒に遊べるようになってきて、言葉での意思疎通も可能になって。

兄も嬉しそうに妹を可愛がっていた頃を。

 

段々成長してくると、嫉妬や対立や…

それぞれの思春期も始まり、ここ2、3年は基本は仲良しだけど、お互い本音はどうだったのか。

 

微妙な感じでした。

 

でも、妹の合格がわかってからは兄も嬉しいようで、毎回毎回、2人で楽しそうにリビングで勉強してます。

 

見ていて、微笑ましいです。

 

兄の時も思いましたが、

 

母:「あぁ、私の(お勉強に関しての)役目は終わったな」

 

と、実感します。

これからは学校の授業と課題と、プラス、兄の家庭教師と。

 

現在の兄と同じように、きっと数年後の妹は、今の妹が思い描いている未来とは違う未来を見つめていると思います。

 

父母が渡した数ある中の一枚の切符を使って、受検という電車に乗って、その切符の目的地に辿り着きました。

 

次はどの切符を使って、どこにいくのか。

その切符は、父母が渡したものではなく、自分の力で手に入れたものになるでしょう。

 

うさぎ

 

妹、2年間の努力の証。

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やはり、兄より長い受検勉強だったので、兄の約2倍の量になりました。

 

テキストやプリントは、3周・4周やったものもあるので、勉強の内容量はこの1.5倍〜2倍くらいはあるかと思います。

 

妹とは、たくさん喧嘩をしました。

女の子の方が反抗期が始まるのが早いんだなと、実感しました。

 

これでもかってくらい、暴言を吐かれました。

そして、吐きました。

 

5年生の12月に家出もしました。

 

母と勉強に関しての大喧嘩による家出です。

朝起きたら娘がいなかった…

黙って、貯まったお小遣い使って、新幹線乗って、母実家に行ってたと言う…

乗り鉄子ならではの家出騒動。

今や我家の伝説となっております。

 

朝型の兄と、夜型の妹。

勉強に集中できる時間帯や、勉強モードに入るまでの時間のかかり方。

 

たくさん兄妹の違いを観察し、妹のやり方に私自身が馴染むまでに、一年が必要でした。

 

そんな出来事も、このプリントとテキストとノートの中に全て残されています。

 

来月引っ越しなので全て処分しますが、兄からの希望で、彼が8周やった過去問題集とそれぞれが4周やった志望校の過去問は残しておきます。

 

うさぎ

 

結論

兄、5年生の2月から、約1年間の受検勉強。

塾へは5年生の10月から通っていましたが、受検コースに入ったのは2月から。

 

妹、4年生の3月から、約2年間の受検勉強。

妹は最初から受検コースで始まりました。

 

共通していたことは、塾に入るまでの家庭学習習慣。

2人とも、受検に備えて進学塾に入るまで、学研教室に通っていました。

 

毎日、数分でも数十分でも、家庭学習をするという習慣が、塾に入る前から身についていました。

 

難しい問題をたくさんやっていた訳ではありません。

本当に基本的なこと。

学校のお勉強がわからなくならない程度に、やっていました。

 

学研教室の、

 

・できないところを解らないままにしない。

・苦手な分野は身につくまで何度も繰り返す。

 

この2つが身についているかいないかで、その後の勉強がスムーズになるかどうかが別れると思います。

 

多分、妹が兄と同じように、1年間の受検勉強だったら、桜は咲かなかったと思います。

 

それは、それぞれの性格的なこともありますので。

 

妹の合格を、お世話になった学研教室の先生に連絡したら、

 

先生:「低学年時の学習習慣は、親御さんの協力あってのものです」

 

と、言われました。

 

学研教室の宿題は、兄のも妹のも、全て提出前、そして返却後にチェックをしてました。

 

その当時は、受検とかそんなこと、考えてもいませんでした。

 

しかしそれが、それぞれの受検勉強中の振り返りにも、とても役に立ちました。

 

今、何が理解"できていない"のか。

 

学校のテストでも、100点採れたものは誉めますが、採れなかったものを重点的にチェックします。

 

塾のテストでも模試でも。

総合的に出来たところは褒めますが(適性検査は適正I,Ⅱの総合点なので)、それぞれの解答用紙に目を通した時は、できなかったところを説明してもらうようにしていました。

 

なぜ出来なかったのか。

何が分からなかったのか。

 

できない事には、本人も親も目を瞑りたいのは山々です。

その辺が、1番苦しかったかも…

 

理解できてる事は、もうそれでOK。

できてる事に時間を割く必要は全くない。

 

できていない事を出来る様にする方が、効率が良いのです。

 

兄、妹の通っていた塾でも、この春から4年生のクラスができるようですが…

 

 

4年生までに、基礎学力と学習習慣が身に付いていれば、

 

受検勉強は5年生からで十分。

 

これが、私の結論です。

 

かえる

 

謝辞

ちなみに、母と妹の関係ですが、昨年末に大喧嘩したのが最後で、その後はずっと平和です。

まあ、反抗期はまだ終わってはいないだろうけど…

 

母妹のバトルを時に仲裁し、妹を適度に甘やかしてくれた父。

母妹のそれぞれの愚痴を、嫌がることなく聞いてくれた兄。

 

2年間協力ありがとう。

 

色んな意味で、母も妹も、成長しました。