調査書は、大きな大きなボーナス点
夏休みの宿題。
今年は息子も娘も、どこまでやったら良いのか、曖昧な感じで。
娘の学校からの宿題プリントにも
できたらやってみましょう!
と、書かれた欄には、
- 読書感想文
- 総合の調べ学習
- 自由研究
- 算数教科書の補充問題
など・・・
と、どちらかと言ったら重めの宿題は任意となっていました。
◆◆ できたらやってみよう!=必ずやる ◆◆
先にも書きました通り、私立中学と併願してくる受検生に立ち向かうには、調査書というボーナス点はとても大きなものとなります。
神奈川県の公立中高一貫校の、検査内容と調査書の割合は次のようになっています。[2020年2月現在]
「神奈川県立相模原中等」「神奈川県立平塚中等」
適性検査(2科目)⇒600点分
グループ活動⇒200点分
調査書【6年次】⇒100点分
「横浜市立南高校附属中」
適性検査(2科目) ⇒300点分
調査書【5年・6年次】⇒100点分
「横浜市立サイエンスフロンティア高校附属中」
適性検査(2科目) ⇒300点分
調査書【5年・6年次】⇒100点分
「川崎市立川崎高校附属中」
適性検査(2科目)⇒700点分
面接⇒200点分
調査書【6年次】⇒100点分
この表からもわかる通り、当日の適性検査で高得点を採れれば、何の問題もありません。
しかし、総合点から見ると、どの学校も調査書の占める点数の割合は、かなり大きいと言えます。
南附属、サイエンスフロンティア附属は
適性検査:調査書 = 3:1
たとえ当日、適性検査で半分の点数しかとれなかっとしても、調査書が満点であれば、総合点で半分以上の点数を採れることになるのです。
つまり、総合点の4分の1の点数は、検査を受ける前から決まっていて、そして、その点数は、自分の努力次第では満点をとれる可能性が高いのです。
◆◆ ボーナス点は自分でGETしにいく ◆◆
夏休みの宿題に限られたことではありませんが、
【学校から出された課題に、どれだけ意欲的に取り組めるか】
という視点は、調査書に大きく影響します。
「神奈川県立相模原中等」「神奈川県立平塚中等」「川崎市立川崎高校附属中」の調査書は6年生一年間の成績が反映されます。
「横浜市立南高校附属中」「横浜市立サイエンスフロンティア高校附属中」は5年生の後期からのものが反映されます。
6年生からで大丈夫。
5年生の後期からで大丈夫。
と思うかもしれませんが、課題への向き合い方は、数か月や半年で変えられるものではありません。
学校で行われる各教科のテスト、漢字テスト、計算テスト。
リコーダーのテスト、図工の作品作り。
日々の授業への取り組み方。
忘れ物の有無・・・
授業だけでなく、学校活動すべてに対する取り組み方を見直すだけで、合格への道が、だいぶ歩きやすいものになります。
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夏休み前半に、勉強も生活もリズムをつかむことができなかった娘。
あっというまに、二週間が過ぎてしまいました。
本当は、読書感想文を書くつもりでいたのですが・・・・感想文がかけるほど、本を読み込むことができませんでした。
書けないことにウジウジしてるくらいなら、自由研究にかえる!
と、今はまっているパン作りをヒントに、一気に実験をし、一気にレポートを書き上げました。
まぁ、少し私が誘導した部分もありますが・・・・
気合と根性は、受検に立ち向かえるだけのものがあると確信できた、5年生の短い夏休みが終わります。