ダメ人間製造機…スマホ注意報。
どれだけ賢くても。
どれだけ要領が良くても。
どれだけ優しくても。
親がどれだけ息子の事を信頼していても…
やっぱり息子は、まだまだ子供でした。
◆◆ 考えて、書く。◆◆
ダメ人間の始まり
約１か月の入試休み始まりの頃。
息子：「休み中のゲーム時間なんだけどさぁ」
と持ち掛けられ、休みなのは息子だけで、どこに出掛けるという予定もなく、父も
父：「兄だったら大丈夫でしょ。妹が学校に行ってる間、一日2時間OKにしてあげても」
という事で、臨時のゲーム時間を設定しました。
塾に通ってるわけでもなく、学校の課題だけでほぼ１カ月を過ごすのは、結構辛いです。
私も、自己管理がきちんとできる子なので、大丈夫だと思っていたのですが…
やはり、まだ14歳。
あれよあれよという間に、基本的な生活リズムがくずれ、ゲームがOKになると、スマホ、PC、TVと溢れかえる誘惑に流される一方で…
数か月振りの、お説教
2週間くらいは
母：「そのうち自分で気づくだろう」
と、 しばらくは放っておいたのですが、
勉強2時間。
ゲーム2時間。
残り20時間で、スマホ・テレビ・睡眠・食事。
しかも、ゲーム・スマホ・テレビ・睡眠の合間に勉強。
隙間時間は全てスマホ。
息子：「勉強さえしていれば、あとはどんな風でもいいじゃん」
と思っているのか、家族に対する態度も段々と横柄になってきました。
ゲームを許可した父も
父：「中学生だからまだいいけど、あと20年後とかにこれだったら、ただのニートだよ」
中学生でもよくないでしょう…
こうなってくると、一緒に生活している娘の生活リズムにも影響が出てきて、
母：「これはまずい」
どんだけ反抗されても、逆切れされても、これは親として正さねばならないと思った母。
息子の生活が堕落しきったところで、お説教しました。
反抗期が落ち着いてから、初めて、息子に対して怒りました。
案の定。
機嫌が悪くなりましたね。
暴言も吐かれましたし。
態度も悪くなりました。
でも、それは想定内です。
私からしてみれば、
母：「今のあなたは、そんな偉そうなこと言える立場でないでしょう」
と。
一昨日、学校が始まるタイミングで、
父：「一週間、自分の生活態度を反省して改めなさい」
と、ゲームとスマホを取り上げました。
パソコンは使用制限をかけてるし、学校や課題で使うためゲーム類は入っていないので、取り上げの対象とはせず。
テレビに関しては何も制限はしていないのですが、賢い子なので^^;空気を読んでか、自制しています。
娘は6年生の宿題に時間がかかって、一週間で4時間までのゲームが30分くらいしかできず、ゲーム機を没収されてもあまり影響ないみたいです^^;
原因は「だらだら」
我が家の子供のスマホは、兄妹共用なので、それぞれが持ち出すのは、
- 塾に行くとき(妹)
- 友達と遠出をするとき(兄)
- 個人的に買い物に行くとき(兄妹)
- 友達と連絡(ライン)を取り合う時(兄)
くらいなので、通常だったら「だらだらだらだら」使う事はありません。
すぐ手に届くところにあって、
すぐに起動できて、
「だらだらだらだら」と見続けることができる。
ラインの着信も、気になりだしたらキリがない。
お休み中の隙間時間。
そう、この「だらだらだらだら」というのが、人間をダメにする原因。
最近スマホ脳など話題になっていますが、ゲームより何より、スマホが一番悪影響。
そして、中毒性が高いことを実感しました。
顔つきがどんどん崩れて…
実際には崩れてないんだけど、目が死んでるというか何というか…
目は死んでるけど、テンションだけは異様に高い。
ほんの1か月で、あっという間にダメ人間が完成しました。
スマホ・ゲーム『断ち』
息子のスマホとゲームを規制したので、父も母も、スマホの無駄遣いをやめています。
テレビは元々、娘の振り返りが終わるまでは観ないので。
私は、スマホをカバンの中に入れっぱなしにしています。
目につくところになければ、スマホって
- 外部からのメールと電話。
- 父とのラインでの業務連絡。
- キャッシュレス支払い。
程度で済むことが、早々にわかりました。
父には、PCゲームもやらないように言いつけました。
まずは親が見本を見せないと、息子は納得しないと思うので。
おかげさまで、ものの二日で…ゲームやスマホに使っていた時間を、
息子は自主勉をしたり、趣味のガンプラいじったり、天体観測したり。
父は図書館で借りた本を読んだり。
母も、家にある息子や娘の本や雑誌を読んだり、念入りに掃除をしたり。
娘は…もっぱら勉強とスライム^^;
有効に使っています。
学校が本格的に始まり、来週には期末テストがあります。
が、スマホ・ゲーム断ちで、基本的な生活リズムを正常にすることが一番大事。
相変わらず息子は不機嫌です。
あまりに不機嫌で、以前の反抗期の時同様、父と息子の関係があまりにも険悪で、わたくし、耐えられなくなりました。
続く…
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